1.甘い苦い時間
作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊
編曲:齋籐勇二
私たちはここにいて 明日のことを夢見る
ひどく狭く不器用なこの歩幅で
毎日は純粋で ひたすらにきらめいて
それでいて確実に日々は去く
叶わぬ恋に胸を焦がし 自分の胸の中を描く
この場所を分かち合えたこと いつの日か誇れるのでしょう
悲しい魔法はいつか未来へと変わって 頼りない私たちに
ささやかな愛を問いかけるでしょう
遠のく昨日も近づき続ける明日も
変わらずいつまでも ずっと抱き続けてたいな
甘い苦い時間を… 甘い苦い時間を…
いつかの過去にだって「現在」があったって
もっと言うなればそれも また過去の「未来」
毎日はありふれて それ故に気づかなくて
時々ヒトは何かを見失う
暮れ行く夕日が今放つ 明日へ向けた影と光
イロトリドリのセカイはただ 静かに「今日」を閉じてゆく
優しい呪文が いつか未来へと繋がって 忘れかけた私たちは
ひたむきな愛を思い出せるでしょう
一瞬の躊躇いや避けられない戸惑いを超えて
変わらずいつまでも ずっと持ち続けたいんだ
甘い苦い時間を… 甘い苦い時間を…
悲しい魔法はいつか未来へと変わって 頼りない私たちに
ささやかな愛を問いかけるでしょう
遠のく昨日も近づき続ける明日も
変わらずいつまでも ずっと抱き続けてたいな
甘い苦い時間を… 甘い苦い時間を…
2.木綿のハンカチーフ
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:湯淺篤
恋人よ 僕は旅立つ
東へと 向う列車で
はなやいだ街で 君への贈りもの
探す 探すつもりだ
いいえ あなた私は
欲しいものはないのよ
ただ都会の絵の具に
染まらないで帰って 染まらないで帰って
恋人よ 半年が過ぎ
逢えないが 泣かないでくれ
都会で流行の 指輪を送るよ
君に 君に似合うはずだ
いいえ 星のダイヤも
海に眠る真珠も
きっとあなたのキスほど
きらめくはずないもの きらめくはずないもの
恋人よ いまも素顔で
口紅も つけないままか
見間違うような スーツ着たぼくの
写真 写真を見てくれ
いいえ 草にねころぶ
あなたが好きだったの
でも木枯しのビル街
からだに気をつけてね からだに気をつけてね
恋人よ 君を忘れて
変わってく ぼくを許して
毎日 愉快に過す街角
ぼくは ぼくは帰れない
あなた 最後のわがまま
贈りものをねだるわ
ねえ 涙拭く木綿の
ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい
3.HANABI
煌いて 揺らめいて 蒼き夢 舞い放つ
花 燃えゆく
静寂に 落ちる空 ふたひらの 夢花火
彼方に 旅立つ あなたも 見えたの? おなじ 光が
離れても いつの日か 出逢えると 信じてる
胸裂く 想いを あなたに 歌うわ 声が 聴こえる?
せつなに ひらく それは HANABI
煌いて 揺らめいて 蒼き夢 舞い放つ
咲き誇れ 遥か 高く
守りゆく その想い ひたすら 鳴り響け
果てるまで せめて 強く
此の花 燃えゆく
いくつもの 言の葉を 悪戯に 散らかした
断ちゆく 迷いは 静かに 消えたの 明日が 見えてる?
せつなに ひらく それは HANABI
煌いて 揺らめいて つかみゆく 幻(ゆめ)の花
あたしの手を 零れ落ちて
願うまま この想い あなたに 鳴り渡れ
果てるなら せめて 強く
此の花 燃えゆく
せつなに ひらく それは HANABI
煌いて 揺らめいて 蒼き夢 舞い上がれ
いつの日か めぐり逢えて
繋ぎゆく この想い 愛しき 君(きみ) 我(わたし)
いつまでも 双片(ふたり) 強く
煌いて 揺らめいて 蒼き夢 舞い放つ
咲き誇れ 遥か 高く
守りゆく その想い ひたすら 鳴り響け
果てるまで せめて 強く
此の花 燃えゆく
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